私は産後うつが長く続き、苦しい時を過ごしていました。(後の検査でわかったことなのですが、双極性障害2型です。)
産後検査のためにあーさんがナースセンターに連れて行かれただけで泣いてました。ノロの入院で張り付けのようなレントゲンを撮られた光景は今でも忘れられません。本当に辛かった。
そのあたりはいずれ育児日記で描くつもりなので、今回は周囲と自分自身の心の決着というか・・・なんだ?その辺りを記事にしました。
育児に口を出す知らないおばさん
子育てをしていると、色々な人が自分の意見を押し付けてきます。
根拠も何もないのに自信満々で振りかざされる「それ」は言葉の暴力もいいところ。少なくとも産後の私にはそう感じられ、弱った心だと一気に自信がなくなって不安になりました。
私の感じたまんまる育児の唯一のデメリット
まんまる子育ては少々ニッチな方法のためか、まんまるねんねやスリングを知らない人からの風当たりがキツいです。
産院でのおひなまきは「きゃぁ♪こんなに丸くなって可愛いらしい♪」なのに、スリングだと「赤ちゃんが可哀想。」
赤ちゃんを抱っこしていると挨拶をしてくれたり、可愛いねと声をかけていただける。ほんの少しのコミュニケーションが暖かくてありがたいなーと思うことがほとんどです。
ですが、否定しているおばさん。歩いている人を突然批判しますかね?専門家でもないのに。普段そんなことしないでしょ?
普段は精神的にも対処できますが、産後の感情が不安定な時にいわれる「赤ちゃんが可哀想」が非常に辛い。みんながみんな健全な精神で育児してるわけじゃないんですよ。崖っぷち精神で赤ちゃんの前ではなんとか笑えているお母さんもいるわけですよ!
初めての育児でのプレッシャー
初めての育児だけど「初めてだから」知らないでは済まされない。授かった命。何かあった時、無知を言い訳にできない。
産前から相談できる人がいない中、自分なりに勉強しました。それこそ一日中赤ちゃんのこと考えてる。なのに赤ちゃんが可哀想っていわれる。誰にも迷惑をかけていないのに、さも迷惑のようにいわれる。
普段、自分を責めるような感情は湧いてこないのですが、自分が悪く、自分を責めてしまう感情に苛まれる訳です。
自分でもうまく消化できない感情や悩みが夫に伝わるわけもなく、産後手伝いにきてくれた実母はありがたいけど口うるさく折り合いがつかず。。(このケースは多いみたいですな。)
そんな折、参考まんまるねんね〜にこにこ赤ちゃん抱っこ教室レポ〜に行き、救われた言葉があります。
赤ちゃんの表情をよく観察して
講師の古川寛野先生から教えてもらったのは「赤ちゃんの様子をよく見る」ということです。
赤ちゃんは普段から注意しないといけないことがいっぱいなので、お母さんは神経張り巡らせていると思いますが、改めて”表情”を観察してみてください。
赤ちゃんの機嫌がいいとき、悪いときってどんなとき?
赤ちゃんがご機嫌な時
ご機嫌な時はわかりやすく、質問されたお母さんも次々答えられた。
- 微笑む
- 声を出す
- 手や足を動かして遊んでる
- きょろきょろしてる
等々・・・たくさんありますね。
赤ちゃんの機嫌が悪い時
- 泣く
泣くの中でも声のトーンが違って色々伝えてくれています。ですが、泣く以外の感情表現はないのでしょうか?
ぐずる、イヤ、怒る、しんどい、辛い。不快な時は「眉間にしわを寄せます。」
8ヶ月時点のあーさんは色々感情が出てきましたが、眉間のしわは変わりません。変わらないどころかしっかりシワいれてイヤイヤしています。
「おひなまき、きつくないかな?」「カンガルー抱き、まわりがいうように本当は苦しいのかも・・・。」「私、なにか間違ったことしてるのかな。」そんな気持ちが全て吹っ飛びました。
批判を乗り越えて
この言葉の本質って、「子どもと向き合うこと」なんでないかと。
モンテッソーリ教育を学んだ今、観察から全てがはじまる。この言葉が腑に落ちる。赤ちゃんが伝えてくれているサインを逃さずに受け止め、対応する。(環境を整える)
辻直美先生もおっしゃっていた「まぁるい抱っこは包み育む、親子のコミュニケーション」今はもう平気。いつもこの子の様子を見てるのは私で、私が大丈夫っつってんだから大丈夫!!
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